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なべげん情報

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渡辺源四郎商店劇団員の劇団外の活動や、なべげん関連情報をお伝えします。

青森中央高校演劇部による「もしイタ」上演について 

青森中央高校演劇部による被災地応援演劇
「もしイタ~もし高校野球の女子マネージャーが青森の『イタコ』を呼んだら」
の上演について


【会場だけご用意下されば、27人の高校生が元気に歌い躍動します!ぜひ、ぜひ、私たちを呼んでください】

◎企画概要  
青森中央高校演劇部が被災地に出掛け、元気な演劇を上演します。

◎費用  
交通費など、全て青森中央高校演劇部が負担します。会場だけご用意下さい(会場使用に費用が掛かる場合はご相談下さい)。

◎期間  
2011年10月~12月。土日が理想ですが、平日であっても構いません。

◎公演回数  
2~3公演を予定しています。

◎演目  
「もしイタ~もし高校野球の女子マネージャーが青森の『イタコ』を呼んだら」

◎作者   畑澤聖悟
◎上演時間 60分
◎上演地  青森市からバスで日帰りできる被災地での上演を希望しています。
◎会場    バレーボールが出来る程度の広さがあれば、どこでも公演します。
◎必要機材 照明設備、音響設備、舞台装置は必要ありません。ステージが無くてもかまいません。
◎参加人数 青森中央高校演劇部27人、顧問1名(畑澤聖悟)。
◎交通手段 貸し切りバス(30人乗り)を予定しています。

◎お問合せ 
青森中央高校(017-739-5135)(顧問:畑澤)までご連絡下さい。もしくは、詳細が掲載されているブログ「渡辺源四郎商店店主日記」に、コメントをお残し下さい。こちらから連絡させていただきます。ご希望が多数の場合は大変申し訳ありませんが、当方で検討させていただきます。


【今回の企画を立てるにあたって】
3・11の東日本大震災で、青森中央高校のある青森市は幸いにして大きな被害を免れました。生徒の中に被災した者はいません。余震も合わせて3日ほど停電したり、ガソリンを買うために2時間並ばなければならなかったりしましたが、肉親や家を失った多くの方達のことを思えば、これしきのことを苦労と呼んではなりません。
 青森中央高校演劇部は震災以来、演劇を学ぶ者として、また、東北に暮らす高校生として、何をするべきかずっと考えてきました。結論として、今自分たちにできることは自分たちのやれることを予定通りに全力でやることだ。と、考えました。4月の新入生歓迎公演、5月の基礎練習、6月の演劇講習会参加と東青下北地区夏季大会、7月の4本立て自主公演と北東北インターハイ総合開会式の出演、8月の中学生ワークショップと、休む暇もなく演劇に打ち込んできました。しかし、テレビや新聞やインターネットで被災地の現状を伝え聞くとき、3・11で胸に突き刺さった棘が、まだずっと刺さったままであることを意識せずにはいられません。高校演劇部にとって年間最大のイベントである地区大会を終えた9月中旬、部員全員で話し合いを持ちました。その中で今度こそ自分たちが被災地の人たちのために何かやろう、と全員一致で決定しました。わたしたちのやれることはやはり演劇であろうと考えます。今まで学んだことを生かす、というだけではありません。演劇によって幸福を味わわせてもらっている私たちは、演劇で他の誰かに幸福になってもらう努力をしなければならないと思うのです。
by nabegenmember | 2011-10-07 14:30 | その他

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